ミュージカル『テニスの王子様』青学vs聖ルドルフ・山吹
今日が千秋楽でした。
いまだに原作は1巻しか読んでなくて、テニミュがあまりにもすばらしいんだけどそのすばらしさの何割かは原作のすばらしさでもあるはずだから原作者リスペクトと思い、原作はヤフオクとかじゃなくてちゃんと定価で買うか、今完全版が刊行されてるからそれを追うかとか考えてるけど、とにかくテニプリの歴史の厚みに圧倒されており、あんまりお金使いすぎないようにしたいみたいな。テニプリが好きなのかミュージカル(のキャストさん)が好きなのかいまいち判然とせず。
不動峰公演は第一部がリョーマが(海堂・乾を下して)レギュラーになるまでで、第二部が地区予選の不動峰戦。レギュラー戦の「レギュラー」という曲と、最初の対外試合を印象づける「VICTORY」という曲がすごく名曲で印象に残ってました。
今回は都大会で、校内のレギュラー争いとかないから、かなりテンポよく試合に突入する。不動峰戦でもあったけど、対戦各校のカラーがあざやかに出てきていて、3校が入り乱れる演出はすごくよかった!!
第一部のルドルフ戦では、不二兄弟のエピソードもかなり中心的なテーマなんだけど、結局リョーマが決して負けないということが二部の山吹戦とも共通して前面に出てきてると思った。その意味で、この公演でのいちばんのテーマは「輝け、もっと」という曲にこめられてると思う。
【勇気VS意地 & 輝け、もっと】 - YouTube
↑むかしのやつ
敗れたルドルフ山吹のメンバーが「負けるもんか/俺たちだって/あいつらと同じさ/俺はあいつより/もっと輝いてみせる」と歌う中をリョーマが歩いてくる。
リョーマの輝きに照らされるなかで、それぞれの悔しさとそれぞれの憧れ(金田→赤澤/不二弟→兄/壇→亜久津)が交錯するみたいな。
今日の公演では壇くんが「亜久津先輩! 辞めないでください!」のとこからガチ泣きだったので泣いた。。。
不動峰戦ではカチローに萌え狂ってたんだけど今回は完全に壇くんに目をうばわれてましたね。結局体操着が好きなだけなのでわ? というフェチ的な可能性もあるけど壇くん/亜久津先輩は本当に魅力的なキャラだと思う。
ルドルフは赤澤部長のキャラもよかった。あれは原作うんぬんよりもキャストさんの魅力があふれ出ていたのだと思う。確信してる。舞台的には柳沢役もやたら目立ってた。
山吹は全員最高。好きすぎる。千石清澄は多分原作もいいんだろうけど、キャストさん本当にすばらしかった。山吹中テニス部に入部したい。