月照無眠

但实际是做些什么,到现在还是不懂……。

積読になるパターン

積読を増やしてしまうパターンがわかったのでめも。

つん‐どく【積読
(「積んでおく」の意に「読書」の「どく」を掛けたしゃれ)書物を買ったまま読まないでただ積んでおくこと。


日本国語大辞典 ページ 14085 での【積読】単語。

 

ところで、私は「読書」については、ある本(書物)を実際に読むということはもっと以前から始まっていた(その本を認識した瞬間から始まっていた)「読書」の最後の仕上げ的なものではないかと考えています。
ある本を認識して、その著者や書籍のテーマについて情報収集したり書店で本を手に取ったりするだけでも「読書」は進行しており、もし購入して部屋に積んでいればそれだけでもう半分くらいは読んだと言えるのではないか??

とはいえ、読みたくて買ったのだから半分くらいといわず「読書」を完遂したいという思いはあり、むやみに積んでいくのは避けたい。でも積読は増えていく。なぜなのか。意志が弱いのか。自分のことをよくわかっていないのか??

私の場合、下記のようなことが前提としてわかってきました。


・本を読むということに対して意欲の高い時期とそうでない時期がある。
・その意欲に関係なく本を購入することはあるが、意欲の高い時期こそ「大人買い」をしがち。
・本は買った当日が一番読む気がある(勢いがある)。

 

これだけであれば、「大人買い」をやめて買うときは必ず1冊ずつと決め、書店の帰りの道中(ネット通販かもしれないが)にでも雰囲気のいい喫茶店に寄るなど、「新刊購入と読書」の一連の流れをイベント化すれば確実に買った本を読んでいけそうな気がする。

しかし、「意欲高い期」にやっかいなこととして、気軽に買えない本などを図書館で「大人予約」してしまうのである。2~3日のうちに受取指定館に移送が完了したことをメールで知らされ*1、何冊も受取り、うれしさを感じつつ電車内でちょっと眺めたりしながら家に帰る。家に帰ると書店で買ったブランニューの本の山もある。でも、図書館で借りた本は返却期限があるからその山より優先して借りてきた本の方を読まねばならない。

この「ねばならない」が全ての元凶なのである!!

関心に応じて新たに本を何冊も買って「どれから読もうかな」と楽しみにしていた伸びやかな精神はこの「期限」によって待合室的な空間に閉じ込められ、結果としてなんだか白けてしまう。
借りてきた本もそれなりに読みたかった本であることは間違いないのに、このように精神を白けさせることで「意欲高い期」自体が唐突に終わってしまい、借りてきた本も読了せずに返すはめになり、かといって部屋に積んである本も、「もう何週間も暫定新刊エリアに置いてあるだけだから本棚に移動しよう」となってしまい、完全に積読ポジションに落ち着いてしまう。

こういうことを長年繰り返していることがわかった!

自分で築いたライブラリなので最高ではあるのだが。

*1:ところで垣根涼介『極楽征夷大将軍』は一か月以上前に予約したがまだ50番目くらいである。